日本の住宅は、彩りに乏しいとは思いませんか？。私は常々、「海外の建物には彩り豊かなものが多いのに、なぜ日本の建物はこうも地味なのだろう？」と疑問に思っていました。外観は無彩色か木の色、内観にいたっては壁や天井はほとんど白です。それは、家とはこうゆうもの・・・という固定観念が植え付けられているのかもしれません。私は以前、欧州出身のお客様のご自宅を任せられた時に、「日本人が住む家は事務所みたいだ」と言われ衝撃をうけました。それ以来、私の提案には少しでもいいので、華やかな色を添えるように心がけています。そこで、往年のオランダの建築家、リートフェルトの建築に着想を得た、「晴れや家」を、住宅商品として発表しました。決して万人受けするものではないとは思いますが、こうゆう家に住んでみるのも、また町に建っているのも、なんだか心が晴れやかになりませんか？